代表挨拶
2015年3月15日、「こども人権ネットちば」が発足しました。
千葉県内のすべての「子どもの人権」を擁護し、保障、発展させるために、「子どもの権利条約の理念」を基本とする団体であり、子どもの権利を守り、実現することに賛同する市民と団体のネットワークを形成し、県内に人権を基盤とした政策・制度・仕組みを作ることを目的として活動していきます。
この会は2000年12月10発足以来15年間、県レベルで子どもの人権擁護の活動を続けてきた「千葉県子ども人権条例を実現する会」を名称変更したものです。「実現する会」は、発足以来、不登校の子どもたち、障がいを持つ子どもたち、体罰やいじめを受けた子どもたち、それぞれが抱える現実に向き合う団体や人々と手をつなぎ、「子どもの人権」について学び、交流し、闘うなど、さまざまな問題解決の活動をしてきました。
特に条例づくりに関しては、行政との関係づくりが必須であることから、2004年に素案を作成、提言して以来、2005年からは「千葉県子どもの人権懇話会」を実行委員会を立ち上げて毎年開催し、また2009年には県行政と県民が協働した「子どもが大切にされる千葉県をつくるための指針」づくりに委員として参加し、作成しました。これは県のホームページに掲載され、指針の基本的部分は「子どもの権利ノート」として、県内の児童養護施設の子どもたちに配布されています。
「こども人権ネットちば」はこの15年の歴史を大切にしつつ、「子どもの権利条約の理念」すなわち、「子どもを一人の人間(人格)として認め」「子どもの最善の利益を保障する」ということ、「子どもにとって一番いいことを考え合う」ということ、同時に、子どもは守られ、与えられるだけでなく、自分に関係することに主体的に参加する権利があることを機会あるごとに伝えていきます。子どもの人権が困難にさらされた時ばかりでなく、日々の生活の中で子どもの主体性を尊重していくことを、今後の具体的な活動を通じてメッセージを出していきます。
多くの皆様のご参加により、子どもの人権に関する県内のネットワークを紡いでいきましょう。
「こども人権ネットちば」
代表 岡田 泰子